
COMPASS(コンパス)で、Moz(モズ)使いたいです。でも、設定方法がわかりません。わかりやすく教えてください。
COMPASSとキーワードスカウターSTは、MozAPIと連携できます。そのため、ブログ初心者でも競合分析が手軽にできます。
※APIとは、Application Programming Interfaceの略称
項目 | キーワードスカウターST | COMPASS |
---|---|---|
URL解析 | × | 〇 |
実被リンク数の平均値 | 〇 | 〇 |
総被リンク数の平均値 | 〇 | 〇 |
MozRank平均 | 〇 | 〇 |
Page authority平均(ページ影響力) | 〇 | 〇 |
Domain authority平均(ドメイン影響力) | 〇 | 〇 |
でも、Mozってなんぞ??と、使ってない人も多いと感じています。実際、わたしも一年放置してました。
でも実は、手順通りにすすめれば、簡単に設置できます。

そこでこの記事は、COMPASS、キーワードスカウターSTで、MozAPIを連携する方法を、画像を使って詳しく説明します。
この記事を読めば「SEOmoz解析関連」が使えるようになります。
Mozを利用することで、レッドオーシャンキーワードを避けることができるので、時間の節約になって、収益化に近づきます。
2023年12月1日の情報です。

記事でわかること(目次)
Mozとは?【正確なSEOデータを保有する企業】

Mozとは、アメリカにある企業です。2004年から「SEO、サイトドメイン分析」に役立つツールを提供してます。もともとは「SEOmoz」という社名でしたが、2013年5月に「Moz」と改名しました。
Mozの特徴は、正確なSEOデータを保有していること。無料で使えるツールも多数提供しているため、世界中の企業で、SEO対策の分析に利用されてます。
項目 | できること(Moz) |
---|---|
Keyword Explorer | キーワード分析 |
Site Crawl Test | SEO監査、クロール診断 |
Open Site Explorer | 被リンク分析、DA、PA、SPAM SCORE確認 |
Rank Tracker | 検索エンジンからキーワード、ページランキング追跡 |
Fresh Web Explorer | サイト、競合、関連先へのウェブ上の言及分析 |
Keyword Difficulty | キーワード難易度、検索ボリュームの調査 |
On-Page Grader | ページが最適であるか、の確認 |
Mozを使えば、自社、競合ドメインパワーを無料で調査できます。
画像 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
ツール名 | COMPASS | キーワードスカウターST | ラッコキーワード | ウーバーサジェスト(無料版) | キーワードプランナー | Semrush セムラッシュ | エイチレフス | ミエルカ | キーワードファインダー |
料金(込) | 8,778円(買切り) | 5,478円(買切) | 0円 | 0円 | 0円 | $119.95 | 12,500円~/月 ライトコース | 150,000円/月 | 50,000円~/月 スタンダード |
intitle、allintitle分析 | 可 | 可 | 不可 | 不可 | 不可 | 不可 | 不可 | 不可 | 不可 |
キーワード提案 | 可 | 可 | 可 | 可 | 可 | 可 | 可 | 可 | 可 |
被リンク調査 | 可 | 不可 | 不可 | 不可 | 不可 | 可 | 可 | 可 | 可 |
ドメインパワー調査 | 可 | 不可 | 不可 | 不可 | 不可 | 可 | 可 | 可 | 可 |
サジェスト調査 | 不可 | 不可 | 可 | 可 | 不可 | 可 | 可 | 可 | 可 |
検索ボリューム | 可 | 不可 | 不可 | 可 | 可 | 可 | 可 | 可 | 可 |
SEO難易度調査 | 可 | 不可 | 不可 | 不可 | 不可 | 可 | 可 | 可 | 可 |
Moz連携 | 可 | 可 | 不可 | 不可 | 不可 | 不可 | 不可 | 不可 | 不可 |
お試し | 不可 | 不可 | 可 | 可 | 可 | 14日間 | 7日間 | 3日間 | 7日間 |
サポート | あり | あり | なし | なし | なし | あり | あり | あり | あり |
詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
通常、ドメインパワーを測る場合、エイチレフスやセムラッシュなど、SEOツールを利用します。しかし、これらのツールは、月額1万円以上かかります。
正直、個人ブロガーにはキツい出費ですよね… ブログによる収益化は不安ですから。。
しかしMozは、アカウントさえ作れば、無料で利用できます。

Mozの利用を諦めてしまう理由は、Mozのサイトが英語表記だから。

「単語も読めないレベルなのに、英語表記で設定できない」
しかし、安心してください。英検5級のわたしでも設定できるくらい簡単な英語サイトでした。Googleの翻訳にかければ、なんとなく理解できます。
それでも設定が不安なら、DeepL(ディープエル)という翻訳サイトを使いましょう。Google翻訳よりも精度の高い翻訳ができるので、安心してMozAPI連携できます。

本記事の手順通りに設定すれば、DeepL不要です。
コンパスと連携するメリット【MozAPI】

MozAPIとコンパスを連携するメリットは「SEOmoz解析関連」が利用できるようになること(上記画像を参照)。
項目 | キーワードスカウターST | COMPASS |
---|---|---|
URL解析 | × | 〇 |
実被リンク数の平均値 | 〇 | 〇 |
総被リンク数の平均値 | 〇 | 〇 |
MozRank平均 | 〇 | 〇 |
Page authority平均(ページ影響力) | 〇 | 〇 |
Domain authority平均(ドメイン影響力) | 〇 | 〇 |
連携させることで、キーワードごとにサイトの「戦闘力」がわかります。
そのため「稼げる、稼げないキーワード」の判断が、数値で判断できます。
SEOmoz解析でわかること
- 競合サイトのドメインがどれくらい強いか(撤退の判断)
- 狙っているキーワードで上位表示できそうか(簡単に稼げそうか)
- リライトで強化すべきキーワード(効率よく記事を修正)
ブログ初心者でも簡単に、ブルーオーシャンキーワードが見つかります。

節約した時間は「記事作成、リライト、デザイン変更」などに使えます。
結果、SEOがあがり、競合と差別化できるブログになります。
MozAPIを利用する際の注意点
MozAPIを利用する際の注意点は、月の利用上限があること。

上限に達すると使えなくなります。連携NGの表記がでます。

大量のキーワードを解析する月は、上限に達しやすいので、注意が必要です。
上限対策は3つあります。
- mozの有料会員になる
- mozは、本当に必要なキーワード以外使わない
- 月が替わるのを待つ
わたしのオススメは②。
なぜなら、個人ブログは、もっとやることたくさんあるから。

個人ブログなら、競合分析は多く必要ないです。
有料会員になって、結局使わなくなったら損だと思うので、②が良いと考えております。
COMPASSとMozAPIを連携する方法【キーワードスカウターSTも可】

ここからは、キーワードスカウターSTやコンパスに、Mozデータを連携する方法を記載します。

Mozから、データを取得する手段が「MozAPI」です。APIを使うには、アクセスIDと秘密鍵を取得して、ツール連携する必要があります。
アクセスIDと秘密鍵を取得する方法は、3ステップで実現できます。
事前に用意するものは、メールアドレスと、クレジットカードです。
- メールアドレスは「①Mozアカウント作成する」で使います。
- クレジットカードは「②Moz内にクレジットカードを登録する」で使います。
Mozに、クレジットカードを登録する理由は、不正利用を防ぐためです。詳しくは、本記事の「クレジットカードの登録は安全?」にて、解説しております。

わたしは、Gmailでアカウント作成、楽天カードでクレジットカードの登録をしました。
①Mozアカウント作成する
まず、Mozアカウントを作成します。無料で作成できます。

アカウント作成ページにアクセスしたら、必要事項を入力。

登録したアドレスに、メールが届きます。

メール内にある緑色のボタンをクリック。

先ほど登録したアドレスと、設定したパスワードでログインします。
②クレジットカードを登録する
次は、Mozにクレジットカードを登録します。

以下リンクから「APIキーの管理」ボタンをクリック。

まず、会社の規模と、会社の業種を設定。

わたしは、ブログでMozAPIを使うため、「2名」「マーケティング会社」で登録しました。

クレジットカード登録は、日本語ではなく、すべて英語で記載します。
英語で住所を記載する場合、逆から表記します。

自分の家の「英語住所」の書き方なんて、わからないわよ!
そんな人におすすめのサイトが「住所を英語表記に簡単変換 - 君に届け!」です。

日本語で住所を記載するだけで、英語の住所に変換してくれます。画像赤枠の部分を、MozにコピペするだけでOKです。

クレジットカードの登録ができたら、アクセスIDと秘密鍵が発行されます。
クレジットカード登録ができない
Mozのクレジットカード画面で登録ができない場合、以下3つを試してください。
- すぐに反映されないことがあるので、1日待つ
- 日本語に変換せず、英語表記のままクレジットカード登録する
- ブラウザを変えて再チャレンジ
わたしも、エラーの無限ループにはまってしまい、時間を無駄にしました。しかし「②日本語に変換せず、英語表記のままクレジットカード登録する」にて、解決できました。
③キーワードスカウターST、コンパスと連携
最後に、Mozで取得したアクセスIDと秘密鍵を使って、MozAPIを連携させます。
「キーワードスカウターST」or「コンパス」、どちらのツールも連携可能です。


キーワードスカウターSTとコンパスでは、連携方法は同じ。
以下6ステップとなります。
- 設定
- Moz設定
- Access ID
- Secret Key
- OKになっていることを確認
- 設定反映

クレジットカードの登録は安全?【アクセスIDと秘密鍵の発行】


MozAPIは無料で使えるの?海外サイトで、クレジットカードの登録しても大丈夫?
はい、無料だし安全です。わたしも、クレジットカードを不正利用されないかと不安でした。
しかし、1年以上問題なく使えてます。無料です。
もし不正利用された場合、クレジットカード会社に連絡すれば、停止と返金も可能とサイト内に表記されてます。

なんで、クレジットカードの登録が必要なの?
それは、不正を防ぐためです。
もし「クレジットカード登録なし」で、MozAPIが使えてしまうと、悪用する人が増えます。
例)データを使って転売、商売など
なので、あえてクレジットカード登録制にしてます。
この時、下記のような画面が表示されクレジットカード情報の入力を求められますが、個人を認証し、不正アクセスを防ぐ目的であり、この「MOZ LinksAPI 無料トライアルアクセスを取得」の画面へ入力したことで、クレジットカードに請求されることは無いと、MOZのサイト内に記述がありますので、ご安心下さい。※原本は英文です。
https://user.qalsi-search.com/start/moz-api-create.html


「それでも、英語サイトでクレジットカードを登録するのは不安だよ」
こんな人は、登録しないことをおすすめします。なぜなら、100%防げる保証はないからです。

日本のサイトでも、不正利用はあります。
コンパスやキーワードスカウターSTは、Mozデータなしでも、ブルーオーシャンキーワードは見つかります。「all in Title件数」「all in Title件数」の数値から、ブルーオーシャンキーワードを判断ずる分析方法です。
検索コマンド「intitle・allintitle」の違い、使い方を解説
ブログ初心者でも簡単にMozAPIと連携可能【まとめ】

まとめです。
COMPASSとキーワードスカウターSTは、ブログ初心者でも簡単にMozAPIと連携可能です。
MozデータとCOMPASSを連携することで、競合のドメイン強さや、狙っているキーワードの価値がわかります。つまり、今まで1時間かかっていた「記事タイトルのキーワード選定」が、10分に短縮できます。
キーワードスカウターST(5,478円込)、COMPASS(8,778円込)は、買い切り。一度購入すれば、ずっと無料で、売れるキーワード選定ができます。
つまり、多くの時間とお金を節約できるため、MozAPI連携はとってもおすすめです。