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【費用0円】サーチコンソールで眠っているお宝キーワードを発掘し、検索順位を改善する方法

2023年2月25日

サーチコンソールでSEO対策する方法

検索順位が上がらず、困っていませんか?

Webコンサルのお客様によく寄せられる悩みは、「検索順位が上がらない」ということです。

でも平日は仕事や育児で時間がなく、記事をリライトするのは難しいですよね。

そんなときはサーチコンソールをおすすめします。費用は0円で、ピンポイントにSEO対策できます。

やたろう
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サーチコンソールでしか見つけられない課題を発見できます。

この記事ではサーチコンソールを使い、検索順位を上げる方法をお伝えします。

この記事を読むと、忙しい方でも無料でSEO対策できます。

コンパストライフの収益表
やたろう
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この記事の方法を実践した結果、1か月で1万円以上の収益を得ました。

【1ヶ月で成果発生】Affinger6はSEOに強い?新規ドメインから月1万円稼ぐ方法

2025年9月1日の情報です。

サーチコンソールでキーワード順位を改善!今日から始めるサイト健康診断

サーチコンソールは、Webサイトの検索パフォーマンスを分析する完全無料ツールです。

サーチコンソールとGoogleアナリティクスの違い

流入キーワードの分析やサイトの健康状態の確認ができます。

サーチコンソールでできること

  • クロールエラーのチェック
  • サイトの検索パフォーマンスの分析
  • リンクのチェック
  • サイトマップの提出
  • 検索クエリの改善

サーチコンソールとアナリティクスの違いは「外部対策か内部対策か」です。

やたろう
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分析対象が異なります。

一方、アナリティクスは、サイトへのアクセス状況(流入経路、ユーザー行動、コンバージョンなど)を分析するアクセス解析ツールです。

世の中には様々なSEO対策ツールがありますが、費用がかかるため利用できないこともありますよね。

そんなときは、毎日サーチコンソールを確認しましょう。サイトに問題が発生したとき、メールでお知らせが届きます。

サーチコンソールの設定方法

サーチコンソールでCTRが低いキーワードを発見【検索順位を改善する】

サーチコンソールを使うと、無料で効果的なSEO対策ができます。

表示回数が多いのにクリックされていないキーワードや記事を見つけられるからです。

インプレッションが多いのにクリックされていないキーワードは、収益化の大きなチャンスです。

なぜなら、クリック率を改善することで、サイトへの流入数を大幅に増やせるからです。

順位クリック率
1位13.94%
2位7.52%
3位4.68%
4位3.91%
5位2.98%
6位2.42%
7位2.06%
8位1.78%
9位1.46%
10位1.32%
参考:2021 CTR Research Study: The Largest Ever for SEO

上記の表は、「検索順位とクリック率の関係」を示しています。

たとえば、インプレッションが多い記事のタイトルを改善してクリック率が上がると、1日あたりの訪問者数が1人から100人に増えることもあります。

このSEO対策のメリットは、検索結果への反映が早い点です。新しい記事は順位が安定するまで3か月以上かかることがありますが、タイトルの見直しならすぐに実行できます。

やたろう
やたろう

意外と知らない裏技です。

サーチコンソールでクリックされやすいタイトルに修正する具体的な方法は、記事後半でご紹介します。

サーチコンソールでキーワード順位を改善!5ステップで高CTRタイトルを作る方法

記事タイトルを見直す手順
記事タイトルを見直す手順

ここからは、サーチコンソールを使って、SEOに強い記事タイトルに修正する方法ご紹介します。

それぞれ解説します。

IMPが多いキーワードを探す

まずはサーチコンソールにログインします。アカウントがない場合は作成します。

サーチコンソール

サーチコンソール:トップ画面
サーチコンソール:トップ画面

任意の期間を選択(デフォルトは3か月)して、以下を実行します。

  • 検索パフォーマンスをクリック
  • クエリをクリック
  • クリック数を確認
  • 表示回数を大きい順にソート

ソートは、クリック、表示回数、どちらでもOKです。

クリックが少ないキーワードを探す

表示回数が多くてクリックされていないクエリを選択
表示回数が多くてクリックされていないクエリを選択

ソートしたら、表示回数が多くてクリックされていないクエリを選択します。

クエリは検索順位が20位以内のものを選ぶ
クエリは検索順位が20位以内のものを選ぶ

注意点は、検索順位が20位以内のクエリを選ぶこと。

なぜなら、検索順位が20位よりも低いクエリの場合、記事タイトルだけでなく記事内容そのもののリライトも必要になる可能性が高いからです。

例えるなら、サッカーで足が速いだけでは一流選手になれません。技術(記事内容)も同様に重要です。両方優れていないとトッププレイヤー(SEO1位)にはなれませんよね。

検索順位20位以内であれば、その記事はGoogleから一定の評価を得ている可能性が高いと判断できます。

やたろう
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優先順位をつけることで、時間の節約にも繋がります。

対象キーワードに紐づいているURLを確認

対象URL
対象URL

①「ページタブ」をクリックすると、クエリに紐づくURLが表示されます。

対象ページに遷移
対象ページに遷移

ここで確認することは、記事のカニバリゼーション(共食い)が発生していないか、です。

以下画像のように、1つのキーワードに対して2つのURLが表示されていて、かつ両方とも表示回数が多い場合は、修正が必要です。

記事のカニバリ状態
記事のカニバリ状態

カニバリゼーションが起きている状態とは、Googleの検索エンジンロボットが「どちらの記事を評価すべきか」迷っている状態です。つまり、複数の記事が同じような内容と判断され、評価が分散してしまい、結果としてSEO評価が下がる要因となります。

カニバリゼーションを修正するだけでも、検索順位が向上する場合があります。

URLのカニバリを修正する方法

URLのカニバリを修正する方法は5つあります。

  • 狙うキーワードを再考する
  • canonical(カノニカル)設定する
  • 狙っているキーワードの出現回数を増やす
  • 関連性の低い内部リンクを削除する
  • 関連性の高い内部リンクを増やす

上記1から5の全てを実施することが推奨されます。

ブルーオーシャンキーワードを再考する方法

①「狙うキーワードを再考する」は、キーワードスカウターSTかCOMPASSを使うことがオススメです。

なぜなら、これらのツールはブルーオーシャンキーワード(競合が少なく上位表示しやすいキーワード)を効率的に見つけ出せるからです。

「intitle・allintitle」の違い、使い方を解説

売れるキーワードが見つかります
売れるキーワードが見つかります

見つけた有望なキーワードで記事タイトルを見直せば、カニバリゼーション対策だけでなく、競合サイトとの差別化も図れます。

記事タイトルを再考する

記事タイトルを再考する方法は2つあります。

  • 構成を見直す
  • キーワードを変える

構成を見直す

構成を見直す場合、以下の3つのポイントを考慮します。

  • 無駄な文字を省けないか
  • 狙うキーワードを絞れないか
  • クリックされる表現がほかにないか

記事タイトルの構成を見直す効果的な方法は、成功事例に基づいたテンプレートを活用することです。

実績のあるキャッチコピーを参考にすることで、ブログ初心者でも魅力的なタイトルを作成できます。

【コピペOK】クリック率が高い記事タイトルの付け方~55テンプレート

キーワードを変える

2つ目の方法は、狙うキーワードそのものを変更することです。

キーワードを変更するだけで、記事タイトルの印象を大きく変えることができます。

COMPASSで新しい売れるキーワードを見つける

新しいキーワードを探すには、キーワードスカウターSTやCOMPASSといったツールが役立ちます。

COMPASSの特徴

  • レッドオーシャンを回避できる
  • 検索順位チェック&競合分析できる
  • 買い切り19,580円(税込)

新しいキーワードを探すには、キーワードスカウターSTやCOMPASSといったツールが役立ちます。

COMPASSで検索順位を上げる8つの手順~SEOツール

効果的な記事タイトルを作る方法は、以下記事で紹介しております。

【55の例あり】クリック率が高い記事タイトルの付け方~テンプレート

ブルーオーシャンキーワードで記事タイトルを見直したら施策完了です。

インデックスをリクエスト

インデックスをリクエスト
インデックスをリクエスト

修正内容をより早く検索結果に反映させるため、サーチコンソールの「URL検査」ツールから「インデックス登録をリクエスト」をクリックします。

その後は、COMPASSなどのツールで検索順位を毎日確認してください。もしクリック率が改善しなかった場合は、再度この記事で解説した手順を繰り返します。

【タイトル修正だけじゃない】コンテンツを改善する具体的なリライト手順

記事タイトルを修正しても、なかなか順位が上がらないこともあります。

実は私も以前、「この記事は完璧だ!」と思って公開したのに、順位が20位あたりをずっとさまよっている、という経験をしました。タイトルも何度も見直したのですが、効果は出ませんでした。

その原因は、タイトルではなく「コンテンツ(記事の中身)」にありました。ユーザーが知りたい情報が、私の記事には足りていなかったのです。

タイトル修正とあわせて、これから紹介するコンテンツの改善も行うと、検索順位はさらに上がりやすくなります。

手順1:上位サイトを分析し、ユーザーが求める情報を知る

まずは、自分が狙っているキーワードで検索してみてください。そして、1位から10位までに表示されている競合サイトの記事を読んでみましょう。

その際に確認するのは、「自分の記事にはなくて、競合サイトの記事にはある情報(見出し)」です。

例えば、「サーチコンソール 使い方」で上位の記事に「よくあるエラーと対処法」という見出しがあったとします。もし自分の記事にその内容がなければ、それがユーザーの求める情報、つまり「追加すべきコンテンツ」のヒントになります。

手順2:自分の体験談を加えて、オリジナリティを出す

競合サイトと同じ情報を追加するだけでは、評価は上がりません。大切なのは、あなた自身の「体験」や「視点」を加えることです。

私の場合、「カニバリゼーションを修正したら、順位が15位から5位に上がった」という実際の経験を記事に盛り込みました。

  • 修正前後の順位の変化
  • 具体的にどんな修正をしたのか
  • 修正にかかった時間

このような具体的な一次情報を加えることで、記事の信頼性が増し、Googleからも「この記事は読者の役に立つ独自の情報だ」と評価されやすくなります。

手順3:図や表で「分かりやすさ」を追求する

文章だけで説明が難しい部分は、図や表を積極的に使いましょう。

例えば、複数のツールの機能を比較する場合、文章で説明するよりも表にまとめた方が、読者は一目で違いを理解できます。

ツール名主な機能料金特徴
サーチコンソール検索パフォーマンス分析無料Google公式の必須ツール
Ahrefs被リンク分析、競合調査有料高機能だが高価
GRC検索順位チェック有料(無料版あり)日々の順位変動を追跡

このように、情報を整理してあげることも、読者にとって価値のあるコンテンツ改善の一つです。

サーチコンソールで見つけるべき「お宝キーワード」3つのパターン

サーチコンソールで見つかる「お宝キーワード」は、表示回数が多くてクリック率が低いものだけではありません。視点を変えると、収益に繋がりやすいキーワードがまだまだ眠っています。

パターンキーワードの特徴改善アプローチ
金の卵キーワード表示回数は多いが、クリック率が低い記事タイトルやディスクリプションを修正し、クリックしたくなるように工夫する。
惜しい!キーワード掲載順位が11位~20位にある不足しているコンテンツを追加したり、最新情報に更新したりして記事の質を高める。
想定外キーワード自分が意図していなかったキーワードで流入があるそのキーワードの検索意図に沿って、新しい記事を作成するか、既存記事に追記する。

特に注目したいのが「惜しい!キーワード」です。11位~20位ということは、Googleから「ある程度の評価はしているけれど、トップ10に入れるには何かが足りない」と判断されている状態です。

このような記事は、少しコンテンツを追記したり、情報を新しくしたりするだけで、1ページ目に表示される可能性を秘めています。

改善効果を正しく測定し、次の施策に繋げる方法

リライトをしたら、必ず効果測定を行いましょう。「やりっぱなし」にしないことが、着実にサイトを成長させるコツです。

手順1:サーチコンソールの「期間」で比較する

タイトルやコンテンツを修正したら、その日付をメモしておきましょう。

そして、修正後2週間~1ヶ月ほど経ったら、サーチコンソールの「検索パフォーマンス」画面で期間を設定します。

比較対象:「修正前の期間」と「修正後の期間」

これで、修正前後で「クリック数」「表示回数」「CTR」「掲載順位」がどう変化したかを比較できます。クリック率や順位が改善していれば、今回のリライトは成功です。

手順2:変化がない・順位が下がった場合の対処法

もし数値に変化がなかったり、逆に順位が下がってしまったりした場合は、焦る必要はありません。

もう一度、ユーザーの検索意図と、上位表示サイトの内容を分析してみましょう。もしかしたら、修正の方向性がズレていたのかもしれません。

SEOは、一度で成功することばかりではありません。分析と改善を繰り返すことで、少しずつ検索エンジンに評価されるサイトになっていきます。

よくある質問

最後に、サーチコンソールを使ったリライトで、よくいただく質問にお答えします。

修正後、どのくらいで効果が出ますか?

早ければ数日、通常は2週間から1ヶ月程度で順位に変動が見られることが多いです。ただし、キーワードの競合度やサイト全体の評価によっても変わるため、一概には言えません。気長に待ちましょう。

クリック率の平均的な目安はどれくらいですか?

既存記事の表にもある通り、検索順位によって平均クリック率は大きく異なります。1位であれば10%以上、10位であれば1%程度が目安になります。まずは、自分の記事の順位の平均クリック率を超えられているかを確認してみましょう。

リライトしたら、順位が逆に下がってしまいました。

一時的に順位が下がることは、珍しいことではありません。Googleが再評価している最中の可能性もあります。まずは1ヶ月ほど様子を見てください。それでも順位が戻らない場合は、リライト内容がユーザーの意図と合っていなかった可能性があります。その際は、修正前の状態に戻すか、再度上位サイトを分析してリライトし直すことを検討しましょう。

サーチコンソール活用術:クリック率UP&キーワード順位改善の方法【まとめ】

まとめです。

サーチコンソールを使えば、「表示回数は多いがクリックされていないキーワード」を具体的に見つけ出せます。

このサーチコンソールを活用したSEO対策によって、以下のメリットを得られます。

  • 費用をかけずにSEO対策ができる
  • ピンポイントで効果的なSEO対策ができる
  • 時間がない人でも、改善を重ねることで収益アップを目指せる(例:毎月5万円)

エイチレフスや順位チェッカーなどの有料ツールは、毎月10,000円以上のコストが発生しますが、サーチコンソールなら無料です。

1年で12万円も節約できるし、何よりGoogleデータを活用した「正しいSEO対策」ができます。

それってとっても効率的だと思いませんか?

【検索順位を上げる10の手順】ブログ記事タイトルの決め方

  • この記事を書いた人
やたろう

やたろう

ブログ5年目(2025年時点)。東証プライムのWeb広告コンサルとして、10年以上勤務しています。SEO検定1級取得済み。実体験をもとに役立つ記事を書いていきます。

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