記事を書いても検索順位が上がらず、困っていませんか?
私も1年間収益が出ず、毎日ブログをやめようと考えていました。
月に30万円以上稼げるようになって分かったことは、収益を上げるには記事のクリック率を高めて、検索順位を上げることが大切だということです。
そこでこの記事では「クリックされやすい記事タイトルの作り方」をご紹介します。
クリック率を最大化する10の型を紹介するので、マネするだけで検索順位を上げることができます。


記事の内容で記事タイトルを作ったところ、1ヶ月で1万円以上稼ぐことができました。
【1ヶ月で成果発生】Affinger6はSEOに強い?新規ドメインから月1万円稼ぐ方法
2025年10月1日の情報です。
記事でわかること(目次)
【前提】ペルソナを設定する~クリック率を上げる準備
記事タイトルのクリック率を改善するためには、まずペルソナの設定が必須です。

なぜなら、刺さる言葉が見つかるからです。
例えば、自分の彼女がクリックしそうな記事って、なんとなく想像できますよね?それは「彼女の人格」を理解しているからです。
ペルソナを設定することで人格を与え、ユーザーに刺さる「深い悩み」を言語化できます。
ペルソナの作り方は、知人をモデルにするのが手っ取り早いです。
- 自分自身をペルソナにする
- 友達をペルソナにする
- 家族をペルソナにする
狙っているキーワードでSEOが10位圏外の記事があれば、まず「ペルソナが設定されているか?」を確認してください。
クリックされやすい記事タイトルを作る10の型【ペルソナ+テンプレート】
クリック率を最大化する記事タイトルの「10の型」を紹介します。
マネするだけで、目を引くタイトルになり、文章が読まれるようになります。
それぞれ解説します。
言いたいことは1つに絞る
1つ目は、言いたいことは1つに絞ること。
なぜなら、一瞬で内容が伝わるからです。
ダメなタイトル例「たくわんのメリットとデメリットと口コミ評判を調査しました」
このタイトルは、一瞬で理解できません。狙いたいキーワードが複数あり、詰め込みすぎています。
良いタイトル例「たくわんの口コミを調査」
狙うキーワードは1つに絞ること。それだけで記事のタイトルがスッキリします。
Google検索画面は文字で埋まっています。そのため、すっきりした記事タイトルのほうが目立ちます。

そんな時は、キーワードスカウターSTやCOMPASSを使うことをオススメします。
なぜなら「in title、all in title分析」ができるからです。
「in title」「all in title」分析は、ブルーオーシャンキーワードを探す「Google検索コマンド」です
「intitle・allintitle」の違い、使い方を解説
「in title」「all in title」分析は手動でもできます。Google検索窓に「allintitle:○○」と入れるだけ。
しかし、1キーワードずつ調べていたら、日が暮れますよね?キーワードスカウターSTやCOMPASSなら、ワンクリックで「稼げるキーワード」が見つかります。
ターゲットを指定する
二つ目は、ターゲットを指定すること。
なぜなら「自分ごと化させること」ができるからです。
「きれいな髪になりたい人へ」
「きれいな髪になりたい、40歳のあなたへ」
ポイントは、ペルソナの属性を文字に起こすこと。
例えば「性別、年齢」を入れるだけでも効果あります。
ベネフィットを入れる
3つ目は、ベネフィット(明るい未来)を入れること。
なぜなら、人は「快楽を好み、苦痛を避ける動物」だからです。
例えば、お金が増えるなら行動するし、嫌な仕事は避けますね。タイトルにベネフィットを入れると「得する情報」と認識させて、クリックされます。
ベネフィットと逆の「苦痛」を入れても同じ効果が得られます。「こんな将来イヤだ」という危機感から、クリックされます。
ポイントは「読み手にとって得になる情報か?役立つ情報が入っているか?」考えること。「早く知りたい」感情にさせることができるので、クリック率があがります。
権威性を入れる
4つ目は権威性(けんいせい)をいれること。
なぜなら、信用がない人から、商品は買わないからです。
例えば、熱があるとき、知らない人から薬は買いたくないですよね?逆に、医師や資格ある人がオススメしている商品なら、興味を持ちますよね。
ポイントは「パッと見たとき怪しくないか、うさん臭くないか」注意すること。
あやしい広告とは「一晩で1000万円もうかる3つの方法」などです。クリック率が下がり、逆効果です。
緊急性を入れる
5つめは、緊急性をいれることです。
なぜなら「今すぐ行動する必要がある」と認識させることができるからです。
例えば、欲しかったブランド服のセールがあったとして、「〇〇のセールは今日の19時まで」と記載されていたらクリックしてしまいますよね?
ポイントは、数字で「締め切り日時」を記載すること。数字は目にとまりやすいのでクリック率があがります。
数字を入れる
6つ目は数字を入れること。
なぜなら、未来や過去をイメージしやすいからです。
例えば、どちらのキャッチコピーが、キャベツを買いたくなりますか?
北海道産のキャベツをお安く提供
北海道産キャベツ、今だけ50円
50円のほうが「安い」と直感的にイメージできます。
ポイントは、形容詞(大きい、小さいなど)は、可能な限り数値化することです。
独自性を入れる
7つめは、独自性です。
独自性とは「〇〇限定」「〇〇でしか手に入らない」といった強みを指します。
記事タイトルに独自性を加えると「もう一生入手できないかもしれない…」と認識させることができます。
ポイントは、差別化できることを記載すること。他にはない「限定モノ」を使うと、独自性のある記事タイトルが作成できます。
話題性を入れる
8つめは話題性です。
なぜなら、ユーザーの目に留まりやすいから。
人は新しいモノに興味がある生き物。
例えば、2022ワールドカップで生まれた「ブラボー」。
ブラボーを冒頭にいれることで、理解度が進み、クリックされやすくなります。
ポイントは、誰でもわかる話題にすること。流行語大賞のような認知度がないと、意味不明になってクリックされません。
意外性を出す
9つ目は意外性を出すことです。
なぜなら、好奇心が生まれるからです。
「意外性を出す」とは、常識ではあり得ない意外な点を訴求すること。「続きが見たい!」心理になります。
例えば逆説。あえて常識の逆を記載することで「えっ?どういこと?」という心理になるので、クリックされやすくなります。
意外性を作るポイントは、常識の反対を用意して、ベネフィット(明るい未来)を提示することです。
ただし、意外性を出すため、嘘をついてはいけません。信頼がなくなり離脱に繋がってしまいます。
物語性を入れる
10つ目は、物語性を入れること。
なぜなら、続きが読みたくなるからです。
例えば「夏目漱石 坊っちゃん」のような記事タイトルは続きが読みたくなりますよね。
ポイントは「続きが気になる」と感じさせる表現を使うこと。全体のストーリーを考えて、から一部を記事タイトルとして使うと、簡単に作れます。
66の型が学べるオススメ書籍。BTRNUTSS(バターナッツ)の法則【コピーライティング技術大全】

実は、本記事で紹介したクリック率を最大化する10つの方法は「コピーライティング技術大全」の内容が多いです。

書籍「コピーライティング技術大全」には、稼げるゴールデンテンプレートが66個掲載されてます。

特に、書籍で紹介されているBTRNUTSS(バターナッツ)の法則は強力です。これは、人の心を動かす8つの要素の頭文字をとったもので、この要素をタイトルに盛り込むことで、読者の「読みたい!」という気持ちを引き出すことができます。
例えば「なんか記事タイトルしっくりこないなあ…」というときにテンプレートにあてはめると引き締まります。結果、ブログ初心者でも「刺さるキャッチコピー」が作れます。
要素 | 英語 | 内容 | タイトルへの応用例 |
有益性 | Benefit | 読者が何を得られるのか、どんな良い未来が待っているのか示す | 「この記事を読めば、明日から残業がゼロになる」 |
信頼性 | Trust | 専門家であることや実績を示し、記事の信頼性を高める | 「元銀行員が教える、失敗しない資産運用の始め方」 |
緊急性 | Rush | 「今すぐ読まないと損をする」という気持ちにさせる | 「【本日限定】セミナーへの無料招待はあと3名だけ」 |
数字 | Number | 具体的な数字を使い、内容の具体性や説得力を高める | 「たった5分で分かる、ブログで月1万円稼ぐ方法」 |
独自性 | Unique | 他の記事にはない、自分だけの強みや切り口を示す | 「私が実際に体験した、10kgのダイエット成功秘話」 |
話題性 | Trendy | 今注目されているトレンドやニュースと関連付ける | 「2025年最新版!話題のAIツール5選を徹底比較」 |
意外性 | Surprise | 読者の常識を覆すような、驚きのある情報を提供する | 「実は、毎日ブログを更新してはいけない理由」 |
物語性 | Story | 読者が自分事として感情移入できるストーリーを語る | 「借金300万円から、ブログだけで生活できるようになった話」 |
次の章では、この法則を使って具体的にタイトルを作る手順を見ていきましょう。
実践!バターナッツの法則を使った記事タイトルの作り方【4ステップ】
「法則は分かったけど、実際にどうやってタイトルを作ればいいの?」と思いますよね。大丈夫です。ここでは、私がいつもやっている、バターナッツの法則を使ったタイトルの作成手順を4つのステップで解説します。
ステップ1:ターゲットとキーワードを一行でまとめる
まず、この記事を「誰に」「何を」伝えたいのかを、一行で明確にします。例えばこの記事の場合、
「ブログのクリック率が上がらずに悩んでいる初心者ブロガーに、バターナッツの法則を使ったタイトルの作り方を伝えたい」
となります。ここがブレると、誰にも響かないタイトルになってしまうので、必ず言語化してください。
ステップ2:バターナッツの法則の要素を当てはめる
次に、ステップ1で決めた一行のテーマに、先ほどのバターナッツの法則の8つの要素をパズルのように当てはめていきます。
- 有益性(Benefit): 記事タイトルの作り方が分かり、クリック率が上がる
- 信頼性(Trust): 私が月に30万円稼いだ実績
- 緊急性(Rush): 今すぐやらないと損、もう悩まない
- 数字(Number): 10のテンプレート、4つのステップ
- 独自性(Unique): 「バターナッツの法則」という独自の切り口
- 話題性(Trendy): (今回は特になし)
- 意外性(Surprise): (今回は特になし)
- 物語性(Story): 私も1年間収益が出ずに悩んでいた経験
このように、関連する要素を書き出すことで、タイトルの材料が揃います。
ステップ3:要素を組み合わせてタイトル案を複数作る
材料が揃ったら、それらを組み合わせてタイトル案を最低でも3つは作ります。一つだけだと客観的に判断できないからです。
- 案1(数字+有益性): クリック率を上げる記事タイトルの作り方10のテンプレート
- 案2(独自性+物語性): もう悩まない!1年間収益ゼロだった私が「バターナッツの法則」で変わった話
- 案3(独自性+有益性+数字): もう悩まない!「バターナッツの法則」で決める記事タイトルの作り方│10のテンプレート
このように複数の案を出すことで、どれが一番ターゲットに響くかを冷静に比較できます。
ステップ4:声に出して読み、一番しっくりくるものを選ぶ
最後に、作ったタイトル案を声に出して読んでみます。
リズムが悪かったり、意味が分かりにくかったりしないかを確認するためです。今回の場合は、案3が「バターナッツの法則」というキーワードを含みつつ、テンプレートがあるという有益性も伝えられており、一番しっくりきました。
この4つのステップを踏むだけで、誰でも簡単によく読まれるタイトルが作れるようになります。
タイトル変更後の効果測定と改善方法
記事タイトルは、作って終わりではありません。公開した後に「本当にクリック率が上がったのか」を確かめる作業が不可欠です。
Googleは、記事のクリック率をSEOの評価要因にしているので、クリック率が下がってしまっては水の泡となってしまいます。
順位 | クリック率 |
---|---|
1位 | 13.94% |
2位 | 7.52% |
3位 | 4.68% |
4位 | 3.91% |
5位 | 2.98% |
6位 | 2.42% |
7位 | 2.06% |
8位 | 1.78% |
9位 | 1.46% |
10位 | 1.32% |

Googleはクリック率との関連性をはっきりと示していませんが、検索順位とクリック率は関連性が高いと判断できます。
効果測定には、Googleが無料で提供している「Googleサーチコンソール」を使います。

- Googleサーチコンソールにログインし、「検索パフォーマンス」をクリックします。
- 「ページ」タブをクリックし、タイトルを変更した記事のURLを選択します。
- 「クエリ」タブをクリックすると、その記事がどのようなキーワードで検索され、表示回数やクリック数がどうだったかを確認できます。
タイトルを変更してから2週間から1ヶ月ほどデータを計測し、変更前と比較してクリック率(CTR)が改善しているかを確認しましょう。もしクリック率が上がっていれば、そのタイトルは成功です。
逆に、クリック率が下がってしまったり、変化がなかったりした場合は、タイトルが読者の意図とズレている可能性があります。その際は、ステップ3で作成した別のタイトル案に変更したり、再度バターナッツの法則に当てはめて新しいタイトルを考えたりして、再度テストを繰り返します。
この改善サイクルを回し続けることが、ブログ全体のクリック率を高め、検索順位を押し上げる一番の近道です。最初は少し面倒に感じるかもしれませんが、慣れれば数分でできる作業なので、ぜひ習慣にしてみてください。
「ペルソナ+バターナッツの法則」を使えばクリック率が劇的に上がる【まとめ】

まとめです。
記事タイトルのクリック率を改善する方法は「ペルソナ+型」を使うことです。
そうすれば、結果的に以下メリットを得られます。
- 目を引くキャッチコピーになる
- 記事が読まれやすくなる
- サイト滞在時間が増える
どうしても狙いたいキーワードが複数でてきてしまい迷っている人は、キーワードスカウターSTか、COMPASSを使ってみてください。
「in title、all in title分析」ができるので、稼げるキーワードが、ワンクリックで見つかります。