検索順位が上がらず、困っていませんか?
Webコンサルのお客様によく寄せられる悩みは、「検索順位が上がらない」ということです。
でも平日は仕事や育児で時間がなく、記事をリライトするのは難しいですよね。
そんなときはサーチコンソールをおすすめします。費用は0円で、ピンポイントにSEO対策できます。

サーチコンソールでしか見つけられない課題を発見できます。
この記事ではサーチコンソールを使い、検索順位を上げる方法をお伝えします。
この記事を読むと、忙しい方でも無料でSEO対策できます。


この記事の方法を実践した結果、1か月で1万円以上の収益を得ました。
【1ヶ月で成果発生】Affinger6はSEOに強い?新規ドメインから月1万円稼ぐ方法
2025年7月1日の情報です。
記事でわかること(目次)
今日からできる!Search Consoleでサイトの健康状態を丸裸に
サーチコンソールは、Webサイトの検索パフォーマンスを分析する完全無料ツールです。

流入キーワードの分析やサイトの健康状態の確認ができます。
サーチコンソールでできること
- クロールエラーのチェック
- サイトの検索パフォーマンスの分析
- リンクのチェック
- サイトマップの提出
- 検索クエリの改善
サーチコンソールとアナリティクスの違いは「外部対策か内部対策か」です。

分析対象が異なります。
一方、アナリティクスは、サイトへのアクセス状況(流入経路、ユーザー行動、コンバージョンなど)を分析するアクセス解析ツールです。
世の中には様々なSEO対策ツールがありますが、費用がかかるため利用できないこともありますよね。
そんなときは、毎日サーチコンソールを確認しましょう。サイトに問題が発生したとき、メールでお知らせが届きます。
インプレッションは高いのにクリックされない記事を見つける
サーチコンソールを使うと、無料で効果的なSEO対策ができます。
表示回数が多いのにクリックされていないキーワードや記事を見つけられるからです。

インプレッションが多いのにクリックされていないキーワードは、収益化の大きなチャンスです。
なぜなら、クリック率を改善することで、サイトへの流入数を大幅に増やせるからです。
順位 | クリック率 |
---|---|
1位 | 13.94% |
2位 | 7.52% |
3位 | 4.68% |
4位 | 3.91% |
5位 | 2.98% |
6位 | 2.42% |
7位 | 2.06% |
8位 | 1.78% |
9位 | 1.46% |
10位 | 1.32% |
上記の表は、「検索順位とクリック率の関係」を示しています。
たとえば、インプレッションが多い記事のタイトルを改善してクリック率が上がると、1日あたりの訪問者数が1人から100人に増えることもあります。
このSEO対策のメリットは、検索結果への反映が早い点です。新しい記事は順位が安定するまで3か月以上かかることがありますが、タイトルの見直しならすぐに実行できます。

意外と知らない裏技です。
サーチコンソールでクリックされやすいタイトルに修正する具体的な方法は、記事後半でご紹介します。
5ステップで完了!Search Consoleを使った高CTRタイトルの作り方

ここからは、サーチコンソールを使って、SEOに強い記事タイトルに修正する方法ご紹介します。
それぞれ解説します。
IMPが多いキーワードを探す
まずはサーチコンソールにログインします。アカウントがない場合は作成します。

任意の期間を選択(デフォルトは3か月)して、以下を実行します。
- 検索パフォーマンスをクリック
- クエリをクリック
- クリック数を確認
- 表示回数を大きい順にソート
ソートは、クリック、表示回数、どちらでもOKです。
クリックが少ないキーワードを探す

ソートしたら、表示回数が多くてクリックされていないクエリを選択します。

注意点は、検索順位が20位以内のクエリを選ぶこと。
なぜなら、検索順位が20位よりも低いクエリの場合、記事タイトルだけでなく記事内容そのもののリライトも必要になる可能性が高いからです。
例えるなら、サッカーで足が速いだけでは一流選手になれません。技術(記事内容)も同様に重要です。両方優れていないとトッププレイヤー(SEO1位)にはなれませんよね。
検索順位20位以内であれば、その記事はGoogleから一定の評価を得ている可能性が高いと判断できます。

優先順位をつけることで、時間の節約にも繋がります。
対象キーワードに紐づいているURLを確認

①「ページタブ」をクリックすると、クエリに紐づくURLが表示されます。
ここで確認することは、記事のカニバリゼーション(共食い)が発生していないか、です。
以下画像のように、1つのキーワードに対して2つのURLが表示されていて、かつ両方とも表示回数が多い場合は、修正が必要です。

カニバリゼーションが起きている状態とは、Googleの検索エンジンロボットが「どちらの記事を評価すべきか」迷っている状態です。つまり、複数の記事が同じような内容と判断され、評価が分散してしまい、結果としてSEO評価が下がる要因となります。
カニバリゼーションを修正するだけでも、検索順位が向上する場合があります。
URLのカニバリを修正する方法
URLのカニバリを修正する方法は5つあります。
- 狙うキーワードを再考する
- canonical(カノニカル)設定する
- 狙っているキーワードの出現回数を増やす
- 関連性の低い内部リンクを削除する
- 関連性の高い内部リンクを増やす
上記1から5の全てを実施することが推奨されます。
①「狙うキーワードを再考する」は、キーワードスカウターSTかCOMPASSを使うことがオススメです。
なぜなら、これらのツールはブルーオーシャンキーワード(競合が少なく上位表示しやすいキーワード)を効率的に見つけ出せるからです。
「intitle・allintitle」の違い、使い方を解説

見つけた有望なキーワードで記事タイトルを見直せば、カニバリゼーション対策だけでなく、競合サイトとの差別化も図れます。
記事タイトルを再考する
記事タイトルを再考する方法は2つあります。
- 構成を見直す
- キーワードを変える
構成を見直す
構成を見直す場合、以下の3つのポイントを考慮します。
- 無駄な文字を省けないか
- 狙うキーワードを絞れないか
- クリックされる表現がほかにないか
記事タイトルの構成を見直す効果的な方法は、成功事例に基づいたテンプレートを活用することです。
実績のあるキャッチコピーを参考にすることで、ブログ初心者でも魅力的なタイトルを作成できます。
【コピペOK】クリック率が高い記事タイトルの付け方~55テンプレート
キーワードを変える
2つ目の方法は、狙うキーワードそのものを変更することです。
キーワードを変更するだけで、記事タイトルの印象を大きく変えることができます。
新しいキーワードを探すには、キーワードスカウターSTやCOMPASSといったツールが役立ちます。
COMPASSの特徴
- レッドオーシャンを回避できる
- 検索順位チェック&競合分析できる
- 買い切り19,580円(税込)
新しいキーワードを探すには、キーワードスカウターSTやCOMPASSといったツールが役立ちます。
効果的な記事タイトルを作る方法は、以下記事で紹介しております。
【55の例あり】クリック率が高い記事タイトルの付け方~テンプレート
ブルーオーシャンキーワードで記事タイトルを見直したら施策完了です。
インデックスをリクエスト

修正内容をより早く検索結果に反映させるため、サーチコンソールの「URL検査」ツールから「インデックス登録をリクエスト」をクリックします。
その後は、COMPASSなどのツールで検索順位を毎日確認してください。もしクリック率が改善しなかった場合は、再度この記事で解説した手順を繰り返します。
サーチコンソール:コスト0円で始めるSEO戦略【まとめ】
まとめです。
サーチコンソールを使えば、「表示回数は多いがクリックされていないキーワード」を具体的に見つけ出せます。
このサーチコンソールを活用したSEO対策によって、以下のメリットを得られます。
- 費用をかけずにSEO対策ができる
- ピンポイントで効果的なSEO対策ができる
- 時間がない人でも、改善を重ねることで収益アップを目指せる(例:毎月5万円)
エイチレフスや順位チェッカーなどの有料ツールは、毎月10,000円以上のコストが発生しますが、サーチコンソールなら無料です。
1年で12万円も節約できるし、何よりGoogleデータを活用した「正しいSEO対策」ができます。
それってとっても効率的だと思いませんか?